日本語教育
Japanese-Language Education Overseas

新しい教材『いろどり:生活の日本語』が公開されました!

この度、国際交流基金が新たに制作した教材、『いろどり:生活の日本語』を発表いたしました。

以下HPにて、教材のPDFと音声データ(MP3)を、無料でダウンロードできます。

https://www.irodori.jpf.go.jp/

今後、中国語版も制作する予定です。

◆『いろどり:生活の日本語』とは?

国境を越えた人の移動や往来が盛んな今日、日本国内でも、さまざまな分野で働く外国人の数が年々増えています。今後は、いろいろな国籍や文化的背景を持つ人々が、同じコミュニティで生活し、同じ職場で働く機会がますます多くなるでしょう。日本語コースブック『いろどり 生活の日本語』は、外国の人が日本で生活や仕事をする際に必要となる、基礎的な日本語のコミュニケーション力を身につけるための教材です。

「いろどり」には、「色をつける」という基本的な意味から派生して、「物事の様子や姿、形に変化を与え、美しさやおもしろみを増す」という意味もあります。日本での毎日が、隣人や同僚など身の回りの人たちとの会話や交流を通じて彩り(いろどり)豊かなものになることを願い、それを言葉やコミュニケーションの面からお手伝いしたいという想いを込めて、このタイトルをつけました。

これから日本に来る人は、来日までに「できる」ようになったほうがいいことを学ぶために、すでに日本で生活している人は、自身の日本語力を確認し、さらに「できる」ことを増やすために、それぞれの目的に応じてご利用いただけます。

◆この教材の特徴

▽日本の生活場面で「できる」ことを増やします

『いろどり 生活の日本語』は、日本で生活する人のための日本語教材です。日本で働いたり、買い物をしたり、遊びに行ったり、食事をしたり、ほかの人と交流したりなど、日本の生活のさまざまな場面で必要となる日本語を学びます。

▽A1~A2レベルの日本語を身につけます

『いろどり』は、「入門」(※1)「初級1」「初級2」の3部からできています。「入門」は、「JF日本語教育スタンダード」(※2)のA1レベル、「初級1」「初級2」はA2レベルにあたります。A1は、あいさつをしたり、覚えた表現を使ってごく簡単なコミュニケーションをしたりすることができるレベル、A2は、身近な話題なら、短い基本的な日常会話ができるレベルです。

※1 「入門」は2020年秋に公開予定です。

※2 JF日本語教育スタンダードは、日本語のレベルをA1~C2の6段階で表しています。これは、欧州評議会CEFRのレベルと共通です。

▽「JF生活日本語Can-do」にもとづいています

国際交流基金は、「JF生活日本語Can-do」を2019年に発表しました。『いろどり』は、この「JF生活日本語Can-do」にもとづいて学習目標を設定していますので、この教材で勉強すれば、日本での生活で必要となる基礎的なコミュニケーション力を身につけることができます。

▽豊富な音声やレアリア(実物教材)を使って、実践的な日本語を学びます

『いろどり』では、音声のインプットを重視しています。日本語が実際の場面で使えるようになるためには、たくさんの日本語を聞くことが大切だからです。そのため、音声ファイルを豊富に用意してあります。また、読んだり書いたりするための素材には、日本の生活で実際に使われているもの(レアリア)や、それを再現したものを使っていますので、日本での実際の場面に近い状況で、日本語を練習できます。以上を通じて、すぐに使える実践的な日本語を学ぶことができます。

▽生活に密着したさまざまなトピックがあります

『いろどり』は、トピックにもとづいて構成されています。それぞれの課では、日本での生活に関連するさまざまなトピックが取り上げられています。日本語という言語を学ぶだけではなく、日本の生活や文化にも触れられるよう、日本の日常生活や日本事情に関係するさまざまなことがらを題材として積極的に取り上げています。また、日本の生活に役立つコーナーもあります。

▽文法や漢字などの言語知識もしっかり学べます

この教材の目標は、実際のコミュニケーションにおいて日本語が使えるようになることなので、文法、語彙、漢字などを覚えること自体が目標ではありません。しかし、こうした要素は、Can-doを達成するために必要な要素として、文脈のあるコミュニケーションの中で、しっかり学べるようになっています。一般の初級の日本語教材で扱われている文法、語彙、漢字の多くは、『いろどり』にも入っています。

▽ウェブサイトから自由にダウンロードできます

『いろどり』は、ウェブサイトで提供しますので、世界のどこからでも、自由にダウンロードすることができます。本冊はPDFファイルとして提供されますので、印刷して使うこともできますし、タブレットやスマホに入れて見ることもできます。音声は、サイトからダウンロードして聞くほか、ストリーミングでの再生にも対応しています。

▽『まるごと』と緩やかに関連づけられています

『いろどり』のトピックや、各課で扱われる文法項目は、国際交流基金が制作した海外の学習者のための日本語コースブック『まるごと 日本のことばと文化』と、緩やかに関連しています。そのため、『いろどり』と『まるごと』を併用して使ったり、『いろどり』の学習の補助として『まるごと』の一部を使ったり、『まるごと+(まるごとプラス)』など『まるごと』のウェブサイトを『いろどり』の学習に使ったりすることができます。

▽コミュニケーションと文化理解を通じて、人と人との相互理解を目指します

『いろどり』を使った学習が最終的に目指すものは、人と人との「相互理解」です。これは、『いろどり』のもとになった、JF日本語教育スタンダードの基本理念でもあります。『いろどり』を使って身につけた日本語でのコミュニケーションと文化理解を通じて、日本で新たに生活を始める人と、すでに日本に住んでいる人とが、お互いに自己を表現し、よく知り合い、交流していくことが、「相互理解」に繋がります。

◆この教材の構成・使い方

以下HPをご覧ください。

https://www.irodori.jpf.go.jp/about.html

◆お問い合わせ

以下のフォームよりお願いいたします。

https://www.irodori.jpf.go.jp/info.html

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